響に続いて、他の皆も。
よかった。
皆が来てくれて……
あたしは冷静さを少し取り戻した。
奏「コイツらは闇烏か…?」
奏が倒れた男たちを睨む。
『あぁ、そうだ。…………伊吹、響、お前らは翼と渉を病院に連れていってくれ』
響「あぁ」
伊吹「勿論。翼は熱もか…」
伊吹が翼を起こしながら返事を返す。
『奏、桜花の倉庫に戻って皆の安全確保と後始末の指示』
奏「分かった。怪我人も手当てしておく」
これで残りは……
あたしはゆっくり烈を見つめる。
『烈……翠嵐の倉庫に行くよ』
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