敵「ぐっ…はぁ…(バタッ)」 後ろで突然、敵が倒れた。 と、同時に感じた恐ろしいほどの殺気。 『えっ……』 驚いて後ろを振り返ると、 鮮やかな赤色が目に入った。 紅「はぁ……あんの野郎」 その迫力に俺は足の力が抜けた。