朝陽「翼、屋上行く?」


朝陽は既に昼御飯を持っている。


『あぁ、行くか…』


俺も席を立ち上がる。















ふと窓際に目を向けると、あの律って女はいつの間にか居なくなっていた。







『ほら、夜月屋上行くぞ』


いまだに涙目の夜月を引っ張って屋上へ向かった。