付け込まれやすそう?私が? 「ないない...私に限って...」 「そうやって油断…すんなよ、」 「え...」 そう呟いた佐伯君の声色と表情が笑っていなくて、何か怒らせたかと目を泳がせるが床や窓や壁なんかに当然答えなんて書いてある筈もなく、とりあえず俯くことにした。 「いや、ごめんな..に困らせるつもりはなかったんだけど」 「ごめん...私の方こそ」 困ったように笑ってそんなことを言われたので、なんだか申し訳なくなって咄嗟に謝ってしまった。 「さすがにちょっと自覚無さすぎたから」