―――放課後・2階廊下 「あ、えっ..えと..も、百瀬君...」 私は今、混乱していた。 「はーい、百瀬ですよ」 陽気な声で、まるで混乱する私をからかってるみたいにそう答える目の前の彼。 いやいやいや....おかしい、おかしい。 目の前にいるのは本当に百瀬君なのか。 それすらも疑ってしまう。 えーと...この状況は一体...。