たくさんの人の話し声やたくさんのバイクのマフラー音。バイクをいじる皆はとても楽しそうだった。 そして一歩一歩、歩けば鮮明になってくるバイクの光。 あぁ、これがBEASTか...ってこの時思った。 怜が歩けば皆が挨拶をして、それにちゃんと怜も答えてた。 とても無愛想だったけど、あの鋭い目なんかじゃなかった。