「怜!」 車の中から慌てた様子の爽やかボーイが出てきた。 しかし怜さんはそんな事気にもとめず我が物顔で車に乗り込んだ。 それはあの日繁華街で見た一際光を放つ黒光りのメルセデスだった。 そして獣の瞳をした怜さんはこちらを鋭く睨み扉の奥へと消えた。