そして、31日の夜。 ピンポーン 私はすぐさまインターホンに出た。 『西門です。』 インターホンに映る黒髪の超イケメン。 微笑むことなくクールな表情でそう言った。 「今すぐ行くね‼︎」 私は、すぐにそとに出た。 お兄ちゃんは友だちと飲みに行っていないし、両親も仕事。 家には誰もいなくなった。