triangle〜御曹司と王子様〜




珍しく誰もいない階段の踊り場まで行って、私は陽に言った。


「滝城涼介のことは、その……西門くんには……言いたくないっていうか……その……」


何て言えばいいのか分からない……


「西門くんが好きなの?」


「な、違うよ‼︎‼︎たった1日でそんな……ないない‼︎」


「恋するのに日数なんて関係ない。」


真面目な顔をしてそう言う陽に驚いて私は何も言えなかった。


「なんちって〜‼︎分かった、言わないよ。では、私は宿題写し終わってないから先に戻りますー‼︎‼︎」


いつもの陽に戻る。


でも、私は陽が真面目な顔で言った言葉が引っかかっていた。


恋するのに日数なんて関係ない……