校門から出ても西門くんの学ランのボタンは開いたままだった。
美麗な顔によく似合う…………
って、私なに考えてるの!!!!!!!!!!
何か話さなくちゃ………
「が、学校には慣れた??」
「え?あ、うん。」
「そっか、よかった。」
私は、西門くんに微笑んだ。
すると、私の方を見ていた西門くんが目を逸らした。
「天坂さんがいてくれてよかった。」
正直私はその言葉にキュンとした。
「あのさ、天坂さん。」
私は西門くんを見た。
「今日の朝の人と付き合ってる……??」
朝の人って………
「た、滝城涼介のこと!?!?」
「………名前は知らないけど……」
「つ、付き合ってないよ!!!!!ないないないない!!!」
「そうか……」
「あり得ないよ!!!」

