triangle〜御曹司と王子様〜



_____お昼休み



「はぁ………」


お昼を食べていると陽が私の目の前でため息を付いた。


「………どうしたの??」


「どっちにしようか迷ってるの。」


「………何を??」


まぁ、予想はつく。


「滝城涼介様か、西門夏弥くんか。」


やっぱり………

陽はそのまま話を続けた。


「滝城涼介様は、イケメンだし、本物の王子様みたいで、しかも今や世界トップクラスの滝城グループの頭首。西門夏弥くんは、爽やかでイケメンで、ちょっと謎めいてて……。」


「…………私は、断然西門くん。」


私がそう言うと陽は目を丸くしてこっちを見た。


「なんか、今日おかしくない!?!?!?」


「何が??」


「百合、好きな人の話とかまったくしないじゃん!!」


確かに、私は好きな人とかがいないからそういう話はしない。