ある日の朝、


「佳代~!!」


隣を歩く陽がスキー旅行以来仲良くなった佳代(桑田さん)を大声で呼んだ。


佳代は、その声で私達に気づいた。


「あ、陽ちゃん、百合ちゃん、おはよう。」


陽が佳代に抱きついた。


「おはよう~佳代!!」


「おはよう。」


私は、佳代を見て言った。


私達は校門を抜けて教室に向かった。