「…………」 気持ち悪い……… 男は、私の腕を掴んだままジリジリと寄ってくる。 私は、後ろに下がる。 「ち、近づかないで!!!!!!!!」 ____コツン___ 私の背中に木が当たった。 「や、やだ…………」 いや………やだ………近づかないでよ……… 私は、怖くて声が出なくなった。 それでも男は近づいてくる。 私は、目をつぶった。