triangle〜御曹司と王子様〜




「もうお前は俺のものだな。」


「そうね。私は滝城涼介のものね」


「なぁ、滝城涼介じゃなくて涼介って呼べよ。」


「もう滝城涼介は直せないから、いいじゃない‼︎」


「は?フルネームで彼氏の名前呼ぶやついるか?」


「地球のどこかにはいるでしょ‼︎」


「ま、いいか……そこは徐々に……長い付き合いになりそうだからな。」


え⁉︎⁉︎
それって……


「よしっ。入るか。海。」


「は⁉︎冬の海に⁉︎」


「足だけなら大丈夫だ。」


「や、やだ‼︎‼︎‼︎」


「ほらっ‼︎」


滝城涼介が笑いながら私を引っ張る。


私も笑いながら抵抗する。


ずーっと……


こんな風に笑い合えたら……


普通に好きでいられたら……


それで私はいい。


だから、滝城涼介も……私をずーっと好きでいてね。






FIN