消えた彼と最強姫

「…落ち着いた?」


「んっ…ありがとう」


2人は私が泣き止むのを静かに待っていてくれた。


本当、優しいんだから。


そんな2人だから私は甘えられるんだけどね。


「…あ」


突然馨が声を上げた。


「馨?」


馨の見てる方を見ると、手術中のランプが消えたところだった。


手術が…終わった…。


両手を握り締めていると、2人の手が私の手を包んだ。