消えた彼と最強姫

「愛琉!!」


「っ…夢」


憐斗の手術が終わるのを待っていたら、鬼蝶の幹部である2人がきた。


肩まである濃い茶髪を揺らしながら、私の名前を叫んだのは桃井夢(ももい ゆめ)


「…大丈夫?」


無口なこの子は三条馨(さんじょう かおる)


2人共、私と同じ17歳。


「大丈夫だよ…。憐斗を信じてるから」


「愛琉…」


夢は悲しそうな顔で私を抱きしめた。


私がしっかりしないとダメなのに…。


でも今だけは許して…?


「うっ…うわあぁぁぁあん!!」


憐斗なしだと私…生きていけないよ…。