夜道
まるで黒い絵の具で黒く塗り潰したような
星のない夜空
私一人だけが取り残されたように
黒くて暗い闇の世界
その中を歩く
歩く道は真っ暗で
振り返っても真っ暗。
見えずとも足場はあって道が見えるから歩ける
この闇は決して見えないものじゃない
どこに行っても足場はある
なくてもどこかに足場はある
だから夜道は嫌いじゃない
どこか歩けば道は見え
見えるから光はあるんだと思えた
夜道
上を見上げれば暗いけれど
下には道という光が目の前にある
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…