*** 「ただいまー…。」 「あ、やっぱりダメだったんだ。」 うぐっ! リカちゃんはキッパリした人だ……。 「あんさ、咲。あんたのために言うけど。咲、嫌われてるよ??」 がんっ!! 「知ってるよ~…。でもさ!好きなんだもん。」 はぁ、とリカちゃんはため息をつく。 「咲、あんたいつまでやんの?これ。」 「一応、黒瀬くんに彼女が出来たらやめる。」 まぁ、私だって立場くらいわかるからね…。