この気持ちにサヨナラ



「まぁ、一回坂口ときちんと話してケリつけてこいよな、俺いつでも待ってるからさ」


私の頭を軽く叩いた。


どうして


こんな私を


待っててくれるの?


「だめだよー、好きな子に言いなよ。そーゆうセリフはっ」

無理に笑って
立ち上がろうとする私を引き留める


君の手。