この気持ちにサヨナラ



「そろそろ、本部に戻ろうか」

溝口くんを先頭に

歩き出す。


あれ?

腕につけてたはずの時計がない。

頂上のベンチに忘れたのかも。


「ちょっと戻る!ゆっくり行ってて!」

そう残して来た道を


1人で戻る。