私はこの空気耐えきれず教室をとびだし

屋上へ行く。

屋上は天気のいい空に囲まれていて空気がいい。

晴樹とお昼食べた場所。あの頃は幸せだったんだね。

「うぅ……」


涙がポロポロと落ちてくる。


「晴樹、私、私ね、みんなに悪口言われたり同情されたりしてるから泣いてるわけじゃないんだよ?

もちろんそれだって辛いよ。だけどね、このくらい全然平気。

わたし…はね…晴樹が私のとなりにいないことが何よりも辛いの…」



私は、晴樹がすごく大切な存在だって晴樹がいなくなってから気付いたんだ。