「私の考えた題材はファッション界の事についてです」
やって来ました!
秋の研究会!
数多くの進学校から毎年三十人だけ出場できるとても特別なイベント。
選ばれるまでが大変だけど選ばれたらとっても簡単な内容でもOK!
そして今日!
私は冬樹と憧れの秋の研究会に参加できた。
冬樹も結構楽しみだったみたいで…。
「譜雪見て。あの生徒二回も飛び級したって有名じゃん!」
沢山の有名な生徒を見つけてははしゃいでいる。
私達は名前も知られていないただの生徒。
なのに有名な生徒と同じ屋根のした!
こんな事ってあり得る?
ま、あり得るか。
私も冬樹も天才だし。
にしても先生ビックリしてたな〜。
不良生のあいつらがなんでこんな凄い場にいるんだって。
秋の研究会までの一ヶ月間。
悪いことはせず授業中に抜け出して図書室に通い続けた。
パソコン潰れるんじゃないかっていうくらいカチカチ動かして、データいっぱいとって。
とっても大変だった。
欲しい資料がいつでもある訳じゃないし冬樹がおとなしく資料を集めてるとも限らない。
とにかく大変だった。
でも何気に楽しかったな〜。
これで賞を受賞できたら最高だよね。
そんな事ばっか考えてたら研究賞を受賞できる気がしてきたじゃない。
私が考えたシナリオが素晴らしく感じる。
終わった〜!
冬樹も終わったし優勝候補が私と冬樹に変わった。
ウキウキしていた。
優勝候補が変わるまでは。
「次は辺見 麗美さんです」
へんみれいみ?
?
上品な名前。
て言うかまだいたんだ。
ってえーー!?
なんであいつが?
可愛い上に頭もいいなんて。
あっそうそう。
例えるなら白雪姫だった。
文化祭の時にいた。
冬樹を逆ナンしてた奴。
私のライバル!
昨日沙苗にその事を話したらライバルって言われた。
差がありすぎるけどね。
冬樹を取られる訳にはいかない。
優勝候補を逃したら優勝できる確率がうんと下がる。
優勝できない事はないんだけどね。
彼女がシナリオをスラスラ発表する。
表も見やすいし分かり易い。
彼女の学校は確か東堂シエル女学院だったはず。
志穂の学校の近くだ。
あっそういや志穂いないな。
自分からやめたって噂も立ってるけどホントかな?
志穂はむっちゃ賢いからこんなの一発で受かるはずなんだけど…。
やめた理由は確か辺見麗美?
ってまたあいつ!
この大会が終わったら志穂に聞きに行こ。
「ありがとうございました。これから審査に入ります。休憩は五分間です」
皆が一斉に動き出す。
外は屋台とかも出ててお祭り状態。
私も沙苗のところに行こっと。
「沙苗?」
「あっ譜雪〜」
声はいつも通りだけどなんか顔が険しい。
「どうしたの?」
「いや。今志穂ちゃんがいたような」
え?
志穂が?
聞くなら今だ。
五分ある。
五分あれば充分だ。
「どっち行った?」
「あっちだけど…。けどホントに志穂ちゃんか分からないよ?」
「大丈夫。ありがとう」
人が多くて前に進めない。
志穂は私服のはず。
フリフリが好きでピンクとか水色とか。
とにかくパステルカラーのフリフリ!
茶髪のロングを巻いてたと思う。
結構足が長くて背が高いと思う。
カッカッカッ。
ヒールの足音が聞こえる。
茶髪のロングをなびかせて。
フリフリのワンピがヒラリと揺れる。
ツンとした感じで長い手足を動かす。
「志穂っ!」
「譜雪?」
志穂らしき人が振り向く。
志穂だ!
ツンとしてるけど笑ったら目尻が下がって可愛らしい。
笑った顔がどこか悲しく見える。
「何でここに?」
「見たかったの。でももう出る権利ないから」
「何があったか教えてくれない?」
「時間ないでしょ。またカフェで会お」
「分かった。メールして」
冷たかった。
志穂じゃない。
絶対なんかあったんだ。
辺見麗美…。
許さない。
志穂をここまで悲しくさせられるのはやっぱりあいつだけだ。
優勝してこの大会に出られなかった志穂に勝ったよって伝えなきゃ。
スタスタ歩く。
まだ時間があるのに皆もう体育館に集まっていた。
「譜雪っ!どうだった?」
「カフェで会おって」
「そうか。優勝できるといいね。頑張れ〜」
「うんっ!あいつに負けないように頑張る!」
志穂に何があったか分からないけどマジでやる気出てきた。
今更やる気出てもあんま意味ないんじゃない?
って何自分に聞いてんの?
おかしくなりすぎだよ、私。
「結果発表を行いたいと思います」
司会者が結果発表を始めた。
「最優秀研究賞を受賞したのは…」
ゴクリ。
皆が唾を呑み込んだ。
私もつられてゴクリと唾を呑み込んだ。
変な汗が流れてくる。
まだ賞はあるのにこれしかないって言ってるみたい。
冬樹は落ち着いてズボンのポケットに手を突っ込んだ。
「相野冬樹さんです」
拍手が送られる。
でも誰も前に出ない。
それもそのはず。
あいのふゆきは二人いるから。
私と冬樹。
苗字まで同んなじだもん。
今までこれでいっぱい不便してきた。
今回も同じ。
司会者が慌てて審査員に助けを求める。
ぷっ。
あれ?
今誰か笑った?
冬樹の方を見る。
笑ってる。
しかも大爆笑。
「どうせ俺でしょ?譜雪はこんなヘボい賞獲らないよ。早く表彰式始めて」
冬樹がこっちを見て満面の笑顔を見せる。
ありがとうと口パクで伝える。
ピースして無邪気に笑うその姿がかっこいい。
漫画みたい。
キュンキュンしてたキャラが目の前に出てきた。
そう思うだけで自分が信じられなくなってくる。
「最優秀作品賞受賞者は…」
冬樹が優勝候補掲示板を見た後私を見た。
私も優勝候補掲示板を見た。
あれ?
私がいない?
さっきまで優勝候補でしたよね?
私がいた場所に辺見麗美の文字。
あいつに負けた?
…私が?
「辺見麗美さんです」
嘘。
やっぱり優勝候補以外は入賞できないの?
もうあと総合賞しかない。
無理だよ。
優勝候補でも入賞だけなのに。
あと残ってる優勝候補は?
ゆう…と?
尾崎 悠人。
冬樹の親友の一人。
かっこよくて冬樹に似てて。
とても馴染みやすい。
たまに冬樹がヤキモチ焼いてくれるんだ。
悠人君も頭良かったんだ。
進学校だからそりゃ頭もいいよね。
悠人君が優勝してくれるならそれでいっか。
いいの?
それでいいの?
よくないじゃん!
私辺見麗美を超えなきゃ!
ごめん悠人君。
これだけは譲れない。
「最優秀総合賞受賞者は…」
お願い。
私の名前を呼んで。
これだけでも譲れない。
お願い…。
「合野 譜雪さんです」
?
ほんと?
お願いとか言ってたのにあんまり感覚がない。
あんまり喜べない。
そろそろと表彰台に向かう。
その度に横にいる他の生徒がおめでとうと言ってくれる。
悠人君もおめでとうって言ってくれた。
でもやっぱり…。
「おめでとう」
冬樹に行ってもらうのが一番嬉しい。
「ありがとう」
まるで見えていないかのように冬樹の隣にいた辺見麗美を押し退ける。
わざとなんだけどね。
辺見麗美の方を見てふんっと鼻で笑う。
悔しそうに歪んだ美人顏が魔女に見える。
まるで生き延びた白雪姫みたい。
そうだ!
顔は白雪姫でも私からすれば彼女は魔女だ!
なら私はハッピーエンドを迎える白雪姫だ!
見た目は違うけど話のシナリオは同んなじだ。
魔女は負ける。
今日それが証明された気がした。
ふぁ〜。
朝だ!
学校行かなきゃ。
「行ってきまーす」
昨日全校掲示板の相手しててむっちゃ疲れたのに学校ですか?
もう最悪!
「譜雪〜」
「沙苗だ〜」
いつもはもっと遅いのに今日はどうしたんだろ?
「あっ、そういえば冬樹からメール来て朝一に図書室来てだって」
「分かった。ありがとう」
「どういたしまして。行っといで!」
冬樹に会える!
急げ私!
ビューン!
「冬樹どこ?」
ぜえぜえ。
「あっ譜雪。メールの事もう聞いたんだ〜」
図書室で資料を返していた冬樹が近づいてきた。
「ちょっとこっち来て」
そう言って私の手を引っ張る。
ゴツゴツした手に力が入る。
連れて来られたのはさ行の本棚。
山積みの資料を返すの手伝って欲しいとの事。
さ行の資料を見つけて元の場所に返しているといきなり後ろから抱きつかれて、
「キス、していい?」
なんて彼は言う。
「…いいよ」
そしてそんな答えを返す自分がいる。
後ろからゆっくり振り向かされて、
チュッ。
小さなリップ音が静かな図書室に響く。
「俺とのイケない秘密一つ目ね?」
かぁぁーー!
そんな事をスラリと言うな!
顔と頭が熱くてフラフラする。
その後も冬樹は何度も私の唇にキスを落とした。
軽いけど角度を変えて降ってくるキス。
恥ずかしいけど離れたくない。
息が苦しくなって冬樹のシャツをギュッと掴む。
ホントにイケない秘密だな。
イケない秘密が何か分からなかったけど今なんとなく分かった気がする。
これが冬樹との最初の秘密。
イケないやつね。
やって来ました!
秋の研究会!
数多くの進学校から毎年三十人だけ出場できるとても特別なイベント。
選ばれるまでが大変だけど選ばれたらとっても簡単な内容でもOK!
そして今日!
私は冬樹と憧れの秋の研究会に参加できた。
冬樹も結構楽しみだったみたいで…。
「譜雪見て。あの生徒二回も飛び級したって有名じゃん!」
沢山の有名な生徒を見つけてははしゃいでいる。
私達は名前も知られていないただの生徒。
なのに有名な生徒と同じ屋根のした!
こんな事ってあり得る?
ま、あり得るか。
私も冬樹も天才だし。
にしても先生ビックリしてたな〜。
不良生のあいつらがなんでこんな凄い場にいるんだって。
秋の研究会までの一ヶ月間。
悪いことはせず授業中に抜け出して図書室に通い続けた。
パソコン潰れるんじゃないかっていうくらいカチカチ動かして、データいっぱいとって。
とっても大変だった。
欲しい資料がいつでもある訳じゃないし冬樹がおとなしく資料を集めてるとも限らない。
とにかく大変だった。
でも何気に楽しかったな〜。
これで賞を受賞できたら最高だよね。
そんな事ばっか考えてたら研究賞を受賞できる気がしてきたじゃない。
私が考えたシナリオが素晴らしく感じる。
終わった〜!
冬樹も終わったし優勝候補が私と冬樹に変わった。
ウキウキしていた。
優勝候補が変わるまでは。
「次は辺見 麗美さんです」
へんみれいみ?
?
上品な名前。
て言うかまだいたんだ。
ってえーー!?
なんであいつが?
可愛い上に頭もいいなんて。
あっそうそう。
例えるなら白雪姫だった。
文化祭の時にいた。
冬樹を逆ナンしてた奴。
私のライバル!
昨日沙苗にその事を話したらライバルって言われた。
差がありすぎるけどね。
冬樹を取られる訳にはいかない。
優勝候補を逃したら優勝できる確率がうんと下がる。
優勝できない事はないんだけどね。
彼女がシナリオをスラスラ発表する。
表も見やすいし分かり易い。
彼女の学校は確か東堂シエル女学院だったはず。
志穂の学校の近くだ。
あっそういや志穂いないな。
自分からやめたって噂も立ってるけどホントかな?
志穂はむっちゃ賢いからこんなの一発で受かるはずなんだけど…。
やめた理由は確か辺見麗美?
ってまたあいつ!
この大会が終わったら志穂に聞きに行こ。
「ありがとうございました。これから審査に入ります。休憩は五分間です」
皆が一斉に動き出す。
外は屋台とかも出ててお祭り状態。
私も沙苗のところに行こっと。
「沙苗?」
「あっ譜雪〜」
声はいつも通りだけどなんか顔が険しい。
「どうしたの?」
「いや。今志穂ちゃんがいたような」
え?
志穂が?
聞くなら今だ。
五分ある。
五分あれば充分だ。
「どっち行った?」
「あっちだけど…。けどホントに志穂ちゃんか分からないよ?」
「大丈夫。ありがとう」
人が多くて前に進めない。
志穂は私服のはず。
フリフリが好きでピンクとか水色とか。
とにかくパステルカラーのフリフリ!
茶髪のロングを巻いてたと思う。
結構足が長くて背が高いと思う。
カッカッカッ。
ヒールの足音が聞こえる。
茶髪のロングをなびかせて。
フリフリのワンピがヒラリと揺れる。
ツンとした感じで長い手足を動かす。
「志穂っ!」
「譜雪?」
志穂らしき人が振り向く。
志穂だ!
ツンとしてるけど笑ったら目尻が下がって可愛らしい。
笑った顔がどこか悲しく見える。
「何でここに?」
「見たかったの。でももう出る権利ないから」
「何があったか教えてくれない?」
「時間ないでしょ。またカフェで会お」
「分かった。メールして」
冷たかった。
志穂じゃない。
絶対なんかあったんだ。
辺見麗美…。
許さない。
志穂をここまで悲しくさせられるのはやっぱりあいつだけだ。
優勝してこの大会に出られなかった志穂に勝ったよって伝えなきゃ。
スタスタ歩く。
まだ時間があるのに皆もう体育館に集まっていた。
「譜雪っ!どうだった?」
「カフェで会おって」
「そうか。優勝できるといいね。頑張れ〜」
「うんっ!あいつに負けないように頑張る!」
志穂に何があったか分からないけどマジでやる気出てきた。
今更やる気出てもあんま意味ないんじゃない?
って何自分に聞いてんの?
おかしくなりすぎだよ、私。
「結果発表を行いたいと思います」
司会者が結果発表を始めた。
「最優秀研究賞を受賞したのは…」
ゴクリ。
皆が唾を呑み込んだ。
私もつられてゴクリと唾を呑み込んだ。
変な汗が流れてくる。
まだ賞はあるのにこれしかないって言ってるみたい。
冬樹は落ち着いてズボンのポケットに手を突っ込んだ。
「相野冬樹さんです」
拍手が送られる。
でも誰も前に出ない。
それもそのはず。
あいのふゆきは二人いるから。
私と冬樹。
苗字まで同んなじだもん。
今までこれでいっぱい不便してきた。
今回も同じ。
司会者が慌てて審査員に助けを求める。
ぷっ。
あれ?
今誰か笑った?
冬樹の方を見る。
笑ってる。
しかも大爆笑。
「どうせ俺でしょ?譜雪はこんなヘボい賞獲らないよ。早く表彰式始めて」
冬樹がこっちを見て満面の笑顔を見せる。
ありがとうと口パクで伝える。
ピースして無邪気に笑うその姿がかっこいい。
漫画みたい。
キュンキュンしてたキャラが目の前に出てきた。
そう思うだけで自分が信じられなくなってくる。
「最優秀作品賞受賞者は…」
冬樹が優勝候補掲示板を見た後私を見た。
私も優勝候補掲示板を見た。
あれ?
私がいない?
さっきまで優勝候補でしたよね?
私がいた場所に辺見麗美の文字。
あいつに負けた?
…私が?
「辺見麗美さんです」
嘘。
やっぱり優勝候補以外は入賞できないの?
もうあと総合賞しかない。
無理だよ。
優勝候補でも入賞だけなのに。
あと残ってる優勝候補は?
ゆう…と?
尾崎 悠人。
冬樹の親友の一人。
かっこよくて冬樹に似てて。
とても馴染みやすい。
たまに冬樹がヤキモチ焼いてくれるんだ。
悠人君も頭良かったんだ。
進学校だからそりゃ頭もいいよね。
悠人君が優勝してくれるならそれでいっか。
いいの?
それでいいの?
よくないじゃん!
私辺見麗美を超えなきゃ!
ごめん悠人君。
これだけは譲れない。
「最優秀総合賞受賞者は…」
お願い。
私の名前を呼んで。
これだけでも譲れない。
お願い…。
「合野 譜雪さんです」
?
ほんと?
お願いとか言ってたのにあんまり感覚がない。
あんまり喜べない。
そろそろと表彰台に向かう。
その度に横にいる他の生徒がおめでとうと言ってくれる。
悠人君もおめでとうって言ってくれた。
でもやっぱり…。
「おめでとう」
冬樹に行ってもらうのが一番嬉しい。
「ありがとう」
まるで見えていないかのように冬樹の隣にいた辺見麗美を押し退ける。
わざとなんだけどね。
辺見麗美の方を見てふんっと鼻で笑う。
悔しそうに歪んだ美人顏が魔女に見える。
まるで生き延びた白雪姫みたい。
そうだ!
顔は白雪姫でも私からすれば彼女は魔女だ!
なら私はハッピーエンドを迎える白雪姫だ!
見た目は違うけど話のシナリオは同んなじだ。
魔女は負ける。
今日それが証明された気がした。
ふぁ〜。
朝だ!
学校行かなきゃ。
「行ってきまーす」
昨日全校掲示板の相手しててむっちゃ疲れたのに学校ですか?
もう最悪!
「譜雪〜」
「沙苗だ〜」
いつもはもっと遅いのに今日はどうしたんだろ?
「あっ、そういえば冬樹からメール来て朝一に図書室来てだって」
「分かった。ありがとう」
「どういたしまして。行っといで!」
冬樹に会える!
急げ私!
ビューン!
「冬樹どこ?」
ぜえぜえ。
「あっ譜雪。メールの事もう聞いたんだ〜」
図書室で資料を返していた冬樹が近づいてきた。
「ちょっとこっち来て」
そう言って私の手を引っ張る。
ゴツゴツした手に力が入る。
連れて来られたのはさ行の本棚。
山積みの資料を返すの手伝って欲しいとの事。
さ行の資料を見つけて元の場所に返しているといきなり後ろから抱きつかれて、
「キス、していい?」
なんて彼は言う。
「…いいよ」
そしてそんな答えを返す自分がいる。
後ろからゆっくり振り向かされて、
チュッ。
小さなリップ音が静かな図書室に響く。
「俺とのイケない秘密一つ目ね?」
かぁぁーー!
そんな事をスラリと言うな!
顔と頭が熱くてフラフラする。
その後も冬樹は何度も私の唇にキスを落とした。
軽いけど角度を変えて降ってくるキス。
恥ずかしいけど離れたくない。
息が苦しくなって冬樹のシャツをギュッと掴む。
ホントにイケない秘密だな。
イケない秘密が何か分からなかったけど今なんとなく分かった気がする。
これが冬樹との最初の秘密。
イケないやつね。