「雨芽、これからどうする気?」
「とりあえず暫くは航平の家においてもらってバイト探す。」
真剣な顔でそう聞いてきた理咲にこれからの予定をとりあえず話した。

大して具体的ではないけど。


「出来れば私の家に呼びたかったんだけど。」
「それは良い。
理咲の幸せの邪魔したくないし。」
「雨芽。
もし何か困ったら絶対に言いなよ??」
「うん。
ありがとう。
理咲…何もないと思うけど、もし何か理咲の周りでおかしな事があったら言ってね。」
理咲にまでまさか何もしないと思うけど用心するに越した事はないから。

一応注意を促した。


大袈裟に聞こえるかもしれないけど、そうでない事は私自身が身をもって知っている。


それから少し世間話をして別れた。