3人で付き合ってみる?



「もう逃げられねぇな。」



橋口が茶化すように言ってきた。



「どいてよ!」



「んー?」



橋口は適当に返事をしながら顔を近づけてきた。



「ちょ、近いって・・・!」



私は少し顔を逸らした。



「未羽、顔真っ赤。」



「うっさい!
・・・あんたのせいでしょ。」



心臓のドキドキが止まらない。



もう!早く静まってよ。



「俺のせいで赤くなってんだ?
かわいー。」



橋口は少し笑いながら言った。



「はぁ!?」



私は更に顔が赤くなった。