しばらく沈黙が続くと、突然橋口から視線を感じた。
「な、なに・・・?」
「キスしてい?」
「え・・・。
え!?」
な、何言ってんの!?
私はビックリして少し後ずさりした。
「付き合ってるんだし、いいだろ?」
「ちょっ、いきなりどうしたの!?」
橋口が私に近づいてきたので、私はまた少し後ずさりした。
すると、後ろはちょうど壁だった。
背中が壁についた。
や、やばい。
もう下がれない・・・。
私は橋口の方を見てみた。
すると、橋口は私の目の前にいた。
そして、橋口は右手を壁につけた。
橋口の右手は、私の顔の左横にある。
