もう!橋口なんて知らない!
日誌書こうっと!
私は再び、日誌を書き始めた。
「なあなあ。」
書き始めて少しすると、橋口が話しかけてきた。
「・・・何?」
まだ顔が赤いから、私は橋口の方を向かずに、日誌を書きながら答えた。
「お前、昼休みくらいから様子おかしくねぇか?」
ギクゥッ!
橋口、勘良すぎ!
それとも私の態度、そんなに変だったのかな!?
「べつにそんなことないけど。」
私は必死に冷静を装った。
「ふーん。」
橋口は納得いかない様子だけど、それ以上追求してこなかった。
「・・・。」
そして、しばらく沈黙が続いた。
き、気まずい・・・。
早く亮の部活終わらないかな。
「なあなあ。」
また橋口が話しかけてきた。
「・・・何?」
私は素っ気なく返事をした。
