「なんか〜こないだ悠斗に、本命できたからしばらく遊べないって言われてさ〜。」
「超ビックリしたよね〜!」
「え!そうなんですか!?」
本当に!?
すごいビックリなんだけど!
私のこと好きとか言ってたの冗談だと思ってたし・・・。
「マジマジ!
悠斗にこんなこと言われの初めだし。」
「そうなんですか・・・。」
本当なんだ。
なんか、急に恥ずかしくなってきた。
「じゃ!あたしら昼飯食べに行くわ!」
「3人ともお幸せに〜!」
ギャルの先輩達は去って行った。
シ、シメられなくてよかった〜!
見た目とか雰囲気で怖そうって勝手に決めつけてたけど、人は見かけによらないんだね!
「優しい人たちで良かったね!」
「お、おう!そうだな!
じゃあ俺らも昼飯行こうぜ!」
亮はそう言って、何かを考え込みながら歩いてる。
気のせいかな?
亮は何か焦ってる気がする。
どうしたんだろう?
