亮と2人で廊下を歩いてると、たくさんの人から注目を浴びる。



「おい亮ついに彼女できたのかよ〜!」



「ヒュ〜ヒュ〜!」



「お前らうっせえぞ!」



それに亮は男友達が多いから色んな人から絡まれる。



さすが、人気者!



すると、前からギャル達が歩いてきた。



あ!あれは橋口のグループの3年生方ではないか!!



どどどどうしよう!



今度はこの人達にシメられるかも!?



「あ!見つけたー!
あんたが未羽ちゃん?」



ひいいい!話しかけきた!



「は、はい、そうですけど・・・?」



私は恐る恐る返事をした。



「何か用ですか?」



すると、亮がスッと私の前に出た。



もしかして、私のこと守ろうとしてくれてる・・・?



「もしかしてあんたは亮くん!?」



「キャー!爽やかボーイじゃん!
かわいー!」



「超タイプ!」



ギャル達は何だか楽しそうだ。



「そうですけど。」



「悠斗から聞いたよー!
あんたら3人で付き合ってんだって?」



「おもしろいこと考えるね〜!
あ!考えたのは悠斗か!」



ギャル達はあはははと爆笑している。



なんか、シメられるかと思ったけど、怒ってる感じではないかも・・・?



「あの悠斗が本気になるなんて、どんな子かと思ったけど、たしかに可愛い子じゃん!」



え!褒めてくれた!?



「でも悠斗を本気にさせるなんて、何かすごいテクでも持ってんの〜?」



「おいおい!昼間っから下ネタかよ〜!」



「ちげぇし!
下ネタなのはあんたの頭の中でしょ!」



ギャル達はまた爆笑している。



「あ、あははは。」



私もとりあえず、一緒に笑っておこう。