「あー。
てかクリスマス近いのに、彼女いねぇとか、つらー。」
橋口が愚痴をこぼした。
「それは激しく同感!
でも、橋口はいつもみたいに、適当に彼女つくればいいんじゃないの?」
橋口に口説かれたら、ほとんどの女の子はすぐメロメロになるし。
「んーでも俺今、気になってる子いるんだよねー。」
え!!ビックリ!!!
「そうなのか!?
俺、初めて聞いたんだけど!!
・・・てか、お前でも人を好きになることあるんだな!」
五十嵐くんが、ものすごく驚いている。
「あー?どういう意味だよ?」
「だってお前、今まで付き合ってきた子全員、好きだから付き合ったんじゃなくて遊びだろ?
だからすっげぇビックリなんだけど!」
「いやいや。
全員本気だよ?」
「ウソぶっこくなよなー!
俺はお前の色んな悪行、知ってるんだからな!」
「悪行って何だよ。
ただの恋愛ですー!」
今まで散々、色んな女の子を弄んできたくせに何言ってんだか。
「あー、はいはい。
で、好きな子って誰なの?」
私はワクワクしながら質問した。
人の恋バナって、楽しいよね〜!
「お前。」
