3人で付き合ってみる?




・・・うん!やっぱり橋口と2人は嫌!



私が真剣に考えた結論は、やはり、これだった。



自己中心的な私を許してください!!



「い、五十嵐くん、ごめん!!」



チュッ



私は背伸びをして、五十嵐くんの口のギリギリ横にキスした。



五十嵐くんは目を見開いて驚いていた。



だけど、嫌がったりもせず、特に何も言ってこなかった。



「はい、OKでーす!
では、こちらのゲートから入場してください。
楽しんできてくださいね〜!」



相変わらず素晴らしい笑顔のお姉さんに促されて、私たちはラビットランドの中に入った。



・・・私、嫌がってる人に無理矢理キスしてしまった。



たしかに橋口と2人で入るのは嫌だったけど、五十嵐くんには本当に最悪なことをしてしまった。



五十嵐くんは、さっきからずっと私の方を向いてくれない。



「五十嵐くん!
さっきは本当にごめん!」



私は精一杯、気持ちを込めて謝った。



「・・・」



だけど、五十嵐くんは無反応だった。



・・・あれ?



聞こえてないのかな・・・?



「い、五十嵐くん・・・?」



私はそう言いながら、五十嵐くんの肩をトントンと軽く叩いてみた。



「・・・え!?あ!な、何!?」



やっとで、こっちを向いてくれた五十嵐くんは顔が真っ赤で、とても動揺していた。



「あの、さっきの嫌だったよね・・・。
本当にごめん!」