・・・うん!やっぱり橋口と2人は嫌!
私が真剣に考えた結論は、やはり、これだった。
自己中心的な私を許してください!!
「い、五十嵐くん、ごめん!!」
チュッ
私は背伸びをして、五十嵐くんの口のギリギリ横にキスした。
五十嵐くんは目を見開いて驚いていた。
だけど、嫌がったりもせず、特に何も言ってこなかった。
「はい、OKでーす!
では、こちらのゲートから入場してください。
楽しんできてくださいね〜!」
相変わらず素晴らしい笑顔のお姉さんに促されて、私たちはラビットランドの中に入った。
・・・私、嫌がってる人に無理矢理キスしてしまった。
たしかに橋口と2人で入るのは嫌だったけど、五十嵐くんには本当に最悪なことをしてしまった。
五十嵐くんは、さっきからずっと私の方を向いてくれない。
「五十嵐くん!
さっきは本当にごめん!」
私は精一杯、気持ちを込めて謝った。
「・・・」
だけど、五十嵐くんは無反応だった。
・・・あれ?
聞こえてないのかな・・・?
「い、五十嵐くん・・・?」
私はそう言いながら、五十嵐くんの肩をトントンと軽く叩いてみた。
「・・・え!?あ!な、何!?」
やっとで、こっちを向いてくれた五十嵐くんは顔が真っ赤で、とても動揺していた。
「あの、さっきの嫌だったよね・・・。
本当にごめん!」
