3人で付き合ってみる?




「亮!お前も早くしろよ。」



五十嵐くんは、お姉さんに、キスをしなければならない、と言われてからずっと固まっている。



やっぱり、たとえキスするフリでも、付き合ってもない人とするのとか嫌だよね。



それも人前で。



「や、あの、俺は遠慮しとく!」



「は?何言ってんだよ。
口のギリ横でもバレねえから、さっさとしろよ。」



「でも、俺ら付き合ってねぇし・・・。」



2人はお姉さんに聞こえないように小さい声で話した。



グイッ



私は橋口の腕を引っ張って、橋口を引き寄せた。



そして、再び小さい声で話し合う。



「五十嵐くん嫌がってるんだし、無理強いすること無いんじゃない?」



「んー、まあ俺は別に良いけどさ。
そしたらお前、俺と2人でラビットランド入ることになるけど良いの?」



「え!やだ!」



「正直過ぎだろ!」