チュッ
「・・・!?」
いきなり、橋口に引っ張られて、口のギリギリ横にキスされた。
「これでOKすよね?」
橋口がお姉さんに確認した。
「はい、大丈夫ですよ。」
どうやら、お姉さんのいる場所からは、ちゃんと口にキスをしたように見えたらしい。
他人のキスを目の前で見ても全く動じず、相変わらず素晴らしい笑顔のままのお姉さん。
「・・・な、何すんのよ!?」
信じらんない!信じらんない信じらんない!
いくら口じゃなくたって、あんなの・・・!
「そんなに照れんなって。」
そう言いながら、橋口は私の耳元に近づいてきた。
「ちょ・・・!近づかな・・・っ」
「しーっ。
そんな怒んなって。
俺、ちゃんと口にしなかったじゃん。」
そーゆう問題じゃないし!!!
「てか一応、俺ら付き合ってるフリしなきゃなんねぇんだから、もう少し演技しろよ。」
橋口は小さい声で言った。
み、耳元で囁かないでよぉ・・・!!
