3人で付き合ってみる?




チュッ



「・・・!?」



いきなり、橋口に引っ張られて、口のギリギリ横にキスされた。



「これでOKすよね?」



橋口がお姉さんに確認した。



「はい、大丈夫ですよ。」



どうやら、お姉さんのいる場所からは、ちゃんと口にキスをしたように見えたらしい。



他人のキスを目の前で見ても全く動じず、相変わらず素晴らしい笑顔のままのお姉さん。



「・・・な、何すんのよ!?」



信じらんない!信じらんない信じらんない!



いくら口じゃなくたって、あんなの・・・!



「そんなに照れんなって。」



そう言いながら、橋口は私の耳元に近づいてきた。



「ちょ・・・!近づかな・・・っ」



「しーっ。
そんな怒んなって。
俺、ちゃんと口にしなかったじゃん。」



そーゆう問題じゃないし!!!



「てか一応、俺ら付き合ってるフリしなきゃなんねぇんだから、もう少し演技しろよ。」



橋口は小さい声で言った。



み、耳元で囁かないでよぉ・・・!!