しばらくすると、橋口の目的地についた。
「はーい、到着ーっ!」
「え、ここって」
「皆、大好き!
ラビットランドでーす!フゥー!」
橋口は1人だけハイテンション。
行き先を知らされて無かった私と五十嵐くんは、少しビックリしている。
てっきり、カラオケとかだと思ってた。
デートしよう!って言ってたけど、まさか本当にデートスポットに行くとは。
ラビットランドは、結構大きい遊園地。
ウサギをモチーフにしたキャラクターとか乗り物がたくさんあって、女の子に大人気。
「ん?なんか今日、やたらカップル多くねぇか?」
たしかに、ここから真正面に見える入場ゲートの周りにはカップルばかり。
そういえば、この遊園地行きの電車の中も、やたらカップルばかりだったような気がする。
一応、デートスポットだけど、普段だったら友達同士とか、家族連れみたいな人達もたくさん来るのに、今日はそんな人達が全然いない。
「じ•つ•は!
今日のラビットランドはカップルdayなのでーす!」
橋口はドヤ顔をした。
