そして昼休みになり、3人でお昼ご飯を食べ始める。



今日はたまたま三人とも事前にコンビニでお昼ご飯を買ってあったから、教室で食べることにした。



「てかさ、もうすぐクリスマスじゃん?
何する?」



橋口が唐突に聞いてきた。



あ、もうすぐクリスマスなこと忘れてた。



私たちはクリスマス前なのに恋人がいなくて、寂しいから付き合うことになったんだった。



「んー、俺は何でもいいけど。
未羽はどこか行きたい所とかある?」



亮が私に聞いてきた。



「じゃあ美味しいもの食べに行って、その後イルミネーション見に行く?」



「超ど定番コースじゃん。」



橋口がニヤニヤしながら言ってきた。



「しょうがないじゃん。
そんな凝った内容思いつかないよ!」



「俺は、それでいいよ。
未羽と過ごせるだけで嬉しいし。」



亮が恥ずかしそうに言った。



「あ、ありがとう。」



こっちまで照れるよ〜!