ピシャリと閉められた建物のなかからは何やら話す声だけは微かに聞こえてくる。 今一度…俺は彼女のいるべき部屋を見上げた。 空からは白い雪が舞いおり地面に溶けるように積もっていく…。 ―――これが…俺と彼女の出逢いだった。