「危険です!早くこちらに!」
と言って
メルィラを保護した。
「な、なんだよ!?」
メルィラが男たちに言う。
「御無事で何よりです。お前ら!その機械人形を捕らえろ!」
バタバタと君に沢山の男たちが襲いかかる。
「彼女になにをする!彼女は何にも悪いことはしていない!」
「あの機械人形は危険の対象です!廃棄処分対象なのです」
「なぜ!」
「あの機械人形があなたを誘拐し、監禁しているとの情報が」
「誘拐じゃない!監禁もされていない!」
「・・・・可哀想に。あの機械人形に恐怖を植え付けられてしまったのですね。でも、もう、大丈夫です。構え!」
ジャキ!
沢山の銃が君に向けられる。
「撃てぇ!」
の言葉の前に男をすり抜け、
パァーン・・・・。
「あ・・・・」
君の声が聞こえる。
君を抱きしめている。
背中の方がイタイ。
「だぃ・・・・じょ・・・・ぶ?」
打たれてしまったようだ。


