メルィラside
僕の好きな人は機械人形。
初めて見たときから好きだった。
だから、こっそり君にメールした。
流石に性悪の商人の元にいっても取り合ってくれないだろうから、機械人形を作って、君の様子をみていた。
そしてやっと、君が来た。
君は『ココロプログラム』を持っていた。
つまり、ほぼ人間みたい。
君と遊ぶ度に、ゲームする度に、一緒に暮らして日を重ねる度に、
君を好きになっていた。
僕は君に沢山好きを伝えた。
でも、その度に君は悲しそうだった。
辛そうだった。
ごめんね?
でも、君を好きなには変わりないから。
いつまでも、待ってるから。


