「うーん・・・・どっか、良い医者、探してあげようか?」
機械人形を好きになるなんて・・・・。絶対おかしい。
「いや、僕は至って健康だから」
「・・・・そういえば、メルィラ・・・・様?何歳なのさ?」
「僕?僕は・・・・次10歳だけど?」
「じゃあ、私はお婆さんだ」
「え?」
「私、1000000年くらい生きてるから」
「嘘ッ!?」
メルィラは本気で驚く。
「ホントだよ~。清算1000000年。今日でね」
ニッコリ微笑んで見せた。
「じゃあ、今日が君の誕生日だね」
「え?」
「おめでとう!」
私、祝われてるの?
「・・・・人間は、そうやって祝うの?」


