flowergirls library Ⅲ


「うーん・・・・どっか、良い医者、探してあげようか?」

機械人形を好きになるなんて・・・・。絶対おかしい。

「いや、僕は至って健康だから」

「・・・・そういえば、メルィラ・・・・様?何歳なのさ?」

「僕?僕は・・・・次10歳だけど?」

「じゃあ、私はお婆さんだ」

「え?」

「私、1000000年くらい生きてるから」

「嘘ッ!?」

メルィラは本気で驚く。

「ホントだよ~。清算1000000年。今日でね」

ニッコリ微笑んで見せた。

「じゃあ、今日が君の誕生日だね」

「え?」

「おめでとう!」

私、祝われてるの?

「・・・・人間は、そうやって祝うの?」