flowergirls library Ⅲ


「うん!似合う似合う!」

「うわぁ・・・・すこっごく軽い・・・・」

「ドレスってより、ワンピースに近いからね」

ニッコリ微笑んだ。

「あ、やっぱ、もう一つ、僕の秘密を暴露しても良い?」

「なに?」

鏡の前でくるりと回ってみる。

「好きなんだ」

「なにが?」

「君が」

「ふぅん・・・・て、へ?」

私はメルィラは顔を赤らめていた。

「だからッ・・・・君が・・・・好きなんだって・・・・」

「・・・・ちょっと待って。一回落ち着こうか」

・・・・私の聞き間違いでなければ・・・・、

「メルィラが・・・・機械人形の私を・・・・好き?」

メルィラが頷く。

「いつから?」

「初めて見たときから」

一目惚れと言うヤツですかい。