「うん!似合う似合う!」
「うわぁ・・・・すこっごく軽い・・・・」
「ドレスってより、ワンピースに近いからね」
ニッコリ微笑んだ。
「あ、やっぱ、もう一つ、僕の秘密を暴露しても良い?」
「なに?」
鏡の前でくるりと回ってみる。
「好きなんだ」
「なにが?」
「君が」
「ふぅん・・・・て、へ?」
私はメルィラは顔を赤らめていた。
「だからッ・・・・君が・・・・好きなんだって・・・・」
「・・・・ちょっと待って。一回落ち着こうか」
・・・・私の聞き間違いでなければ・・・・、
「メルィラが・・・・機械人形の私を・・・・好き?」
メルィラが頷く。
「いつから?」
「初めて見たときから」
一目惚れと言うヤツですかい。


