*** 「ごちそうさま!」 早急に作り上げた飯を二人とも平らげた。 「そう言えば お前、ここに住むんなら叔母さん家から 荷物持って来なきゃいけないんじゃねーの?」 「うん…、明日行く。」 彩夏の表情が暗くなった。 「…大丈夫か? なんなら俺も行くぞ」 「べつに一人で良いし。 心配しすぎ。」 心配しすぎも何も、昨日あんな顔で泣かれれば 嫌でも気になる。 ほら、 今だって泣きそうになってるじゃねえか。