Dear.My Heart

「はぁ…なんか疲れたーっ」



佳代は杉田の肩に寄りかかった。








そんな2人を「いいなあ」という目で柚菜は見ている。


稔はラブラブな2人を見ていられなくなったのであろう、立ち上がってベランダに向かった。







柚菜は稔の後を追うように付いていった。










「柚菜…、」
「はい…?」



稔は柚菜を、奥のベンチへと誘導した。






ベランダには誰もいない。
快い風と、花びらが舞うばかりであった。