Dear.My Heart

スーパーを横切ると、佳代の姿が見えた。


佳代も柚菜に気付いたのであろう。
大きく手を振った。





「柚菜~!!おはよー」
「おはよっ」



柚菜は佳代のもとへ駆け寄った。

佳代は荷物を持ち、肩に掛けた。




「行こっか。」
「うん、」




学校はすぐそこにある。
といっても正門が反対側にあるため、遠回りをしなければならない。


2人は早足で歩いた。