「…ゆ、柚菜ああ!?」


隼人は吃驚して後ずさりした。

失礼だな。と思いつつ、柚菜は笑顔を崩さなかった。
というより、苦笑いだろう。




「お前、ここに住んでたのか…あー、吃驚したあ!!」

隼人は荷物を持ち、笑顔で言った。




「そんな大げさな。…てか、あたし先行くから!」

柚菜は体を向きなおし、エレベーターへと歩いていった。





本当に失礼な奴だな!!

引っ越すときに住所教えたのに…