ガラッ―――



次のページを開いたとき、保健室の裏口が開いた。

杉田先輩と稔先輩だった。





柚菜は姿勢を整えた。
そして、メアドを聞くことを決意した。





「どうしたんですか?」

佳代が嬉しそうに聞く。



「遊びに来たっ…」

杉田先輩は靴を脱ぎ、保健室へと入ってきた。