Dear.My Heart

先程の水たまりはいつの間にか消え、時の早さを感じさせた。
ジャージもすでに乾きそうだった。




「そろそろ戻る?」
「あ~、うん…」



柚菜の問いに、佳代は乗り気ではなかった。



しかし2人は荷物をまとめ、校舎へと戻っていった。