「そ、そんなああああ」

柚菜は座りこんだ。



担任はニヤニヤと笑っている。






「夜、説教な」


そう言うと2人を外に出した。





明日の準備をするのだろう。
ぞろぞろと先生が集まってきた。






2人は重い足取りで施設に向かった。









馬鹿にするかのようにカラスが鳴いている。
しかし、2人は説教のことで頭がいっぱいだった。