はじめての恋




家に帰るまで、三人とも無言だった。



あの後、腫瘍の摘出手術を受けるということになった。
それで完全に治るとは言えないけれど、やれることはやらせてくださいと、三浦先生にも言われたし、私もやってほしいと思った。





手術の日程は来週。
急なことだけど、頑張れる気がした。






私は1人じゃない。
家族もいるし、三浦先生もいるもん。






ただ、私がガンだってことを…
えりには…話せる?

親友のえりに話せる?







話すのが、怖い。
えりを信じてないわけじゃない。
だけど、ガンだなんて。