「おーい!大丈夫かお前?もしかして俺のこと忘れた?何も言わずにどっか行っちまうし。てかさーなんだよその格好。泥だらけだし…ってなんかしゃべれよ」


「え…あの…本当に隼人なんですか?」


夢でもいい。本当隼人なら言わないといけないことがたくさんある。



「なんだよ。そーだって言ってんじゃん。」


え…本当に隼人なんだよね。
私が一番会いたかった人。
好きだと伝えたかった人。
謝りたい人。