「え?なんであんたが泣いてんの?もう!こんなことが知られたら私が恥じるんだからね?やめなさいよ!わかった?」




ちがう・・・
しかも何?恥じだって?なんだよ。私のことそんな風にしかみてなかったんだ。もう・・・無理。お母さんならわかってくれるって思ってたのに。そっか。信じてた私がバカだったか。





「…うざ。あんたなんか…あんたなんか私の親じゃない!!なにがいじめをやめろ?私やってないし。なにが恥じだって?なにが・・・っう・・・っ」





「あんたねっ…ー」






私は家を飛び出した。
どこに向かってるかもわからずただひたすら走り続けた。この息が切れるまで・・・