「え・・・隼人。来てくれた」 まだ少し遠かったけどこっちに向かって走ってきてくれてたのだ。 私は嬉しくて嬉しくて笑顔で大声で君の名前を呼ぶ。 そして隼人も笑顔で笑い返してくれた。 隼人の元気な姿を見ることはこれで最後となってしまった。 「キィーキィキィーー・・・」 隼人は車にひかれ道路一面が血の色に染まっていくのが見えた。 「・・・ぅっう。・・と・・・はや・・・とぉー・・・」 私は声も出ず、隼人の元へ行きたくても体全身の力が抜けて崩れるように座りただただ、呆然と立ち尽くした。